かえるの卵?!
夕方、長女と田んぼでかえるをつかまえようと探していると、土手に大人の両手に乗るくらいの大きな白いかたまりが!
大興奮の私。そっとさわってみる。ふわふわもちもちの感触!娘も興奮している!
こんな大きなものははじめて見た。
娘も私も、本当にこれがかえるの卵なのかと半信半疑。
よし飼ってみよう!
飼育ケースに土手と同じような環境を作り、そっと卵を移す。近所の方がニコニコしながら手伝ってくれる。
なんのかえるかな?
卵はどれくらい入っているのかな?
何日くらいでかえるのかな?
うまくおたまじゃくしがかえるといいなあ。
長女の誕生日のお祝いに来てくれていたおじいちゃんは「ワニが出てくるんじゃないか?」ととんでもない冗談をいい、かえるが大好きなおばあちゃんは、「まあ」とはじめてみる大きなかたまりにびっくり!
こんなに身近に自然があって、植物や昆虫や生き物が日々違った様子を見せてくれて、なんと贅沢なこと!
大阪で働いていたときのことを最近よく思い出す。娘は昨日5歳になった。初めて、保育園に勤めたときによく遊んだ子どもたちは娘と同じ年中さんだった。その子達が今年もう22歳。あのときの子どもたちも少ない自然の中で、小さな生き物を見つけてはキラキラした目をしていたっけ。あの頃の子ども達にこんな場所で遊ばせてあげることができたらどんなにか感動したことだろう。
娘にはこの恵まれた自然環境をたっぷり味わって大きくなっていってほしいと思う。きっと娘の心にずっと住みつくすばらしい経験がたくさんできると思う。大きくなって清見を離れても、忘れられない体験を今彼女はしはじめているのだと思う。彼女はこの環境を当たり前のようにして育っていくのだろうが、いつか気がつくだろう。この豊かな自然環境が本当に貴重なのだということを。
昨日、江南の実家から来てくれた母が開口一番、「清見には空気を吸いに来てるようや!」と言った。
相当おいしい空気らしい。江南も木曽川が近くにあり、なかなか自然も豊かな方だと思うけれど・・・
そんな清見に住むことができて幸せですよ。
都会に住む子どもたちにも清見の自然を見せてあげたいなーと改めて思います。